わたしの好きなもの。好きなだけ。っていうページです。ジャンルごとにまとめてます。音楽と本は、作者のあいうえお順。
(布教も兼ねてる)
魔法使いは二度死ぬ | Youtube Music |
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大森靖子 | この曲に出会ったの、実はすごく最近なんです。ほんとに二日前とか(2025年10月2日現在)靖子ちゃんの曲は有名なものしか知らないけれど、今のところトップです。静かでぽつぽつと語るような部分と、Aメロ、サビの感情がぐあって出てくるところの緩急が好き。「だからやめとけって言った」「魔法使いなんてならなきゃよかった」って、すごく切なくて突き刺さるような強い歌詞と、靖子ちゃんのちょっとハスキーっぽい声がめちゃくちゃ合う。(この歌詞は靖子ちゃん自身のことをうたってるみたいだから、ファンだとさらに刺さるものがあるのかも)悲しい、とか、絶望、みたいな言葉で表せられるけど、湿気が全く含まれてなくて、からっとした、文字通り荒廃、みたいな感傷。2022年の曲みたいだけど、ちょっと斜に構えた、平成のカルト的バンドの曲みたいな神々しさも感じます。(伝われ) |
うブ | Youtube Music |
Mrs.GREEN APPLE | わたしがミセスにハマるきっかけとなった曲!!この曲がなかったら、正直ミセスのこと好きにならなかったんじゃないかってレベルで本当に大好き。ちょっと色っぽ切ない歌詞もいいですが、曲調がほんとうに好みの一曲です。平成時代を彷彿とさせるようなシンセサイザーに、加工されることで大森さんの声がより人間離れして聴こえてとても気持ちいい。とてもポップできゅるきゅるしてて可愛い音なのに、懐かしさと感傷にひたれちゃいます。大森元貴さん、この曲を作ってくれて本当に本当にありがとう。 |
いちご完全犯罪 | Youtube Music |
METAMUSE | 女の子のグロさと甘酸っぱさがつまった一曲。「ポジティブなんて嘘っぱちの恋じゃ甘すぎる」「ダサい私だったこと思い出したら抱きしめて」とか、歌詞が天才。うまく言葉で表現できないけど、心の底から共感できる。ぐちゃぐちゃな自分を『いちごヨーグルトパフェ』で見立てている感性が、可愛くて大好き。バックのぴょこぴょこした音も可愛くて癖になる。1サビ前ののどかちゃんの「甘すぎるぅ~」、可愛すぎます。もう可愛いしか言えません。\解散/ |
スパークガールシンドローム | Youtube Music |
日向電工 | 日向電工さんの曲全部聴いたけど、この曲が一番好き! ミステリアスで退廃的な電波歌詞と、ピコピコきゅるきゅるサウンドがめちゃくちゃ雰囲気出ていていい。この曲の初音ミクの調教が、Os-宇宙人のエリオをかまってちゃんの声に似てることに最近気が付きました。サビの英語が入る歌詞が最高にロックでかっこよすぎる。好きすぎて、自認スパークガールになっちゃうよ。 |
リリイ・シュシュのすべて | Google検索公式サイト |
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岩井俊二 | つくりそのものが面白い本。ネット掲示板とか好きな方(ここのサイトに来てくれている人には、そういう人も多いはず!)は刺さるんじゃないかな。内容としては、最初はとある女性歌手(リリイ・シュシュ)のファンたちの交流掲示板で、過去のとある事件についての考察が行われ、その様子が本物のスレッドのような形式で書かれていき、後半はその事件の犯人による独白、といった感じです。後半は、いじめとか援交とか生々しい話ばかりで、ジュナイブルサスペンスって感じでめちゃくちゃ暗いです。読んでいてとても痛々しいし、ゆがんでる。そんな中でリリイの歌に救済を求めるようになる主人公、最終的には・・・。みたいな。途中途中で、リリイの歌とされている詩が挿入されていて、そういう遊び心?みたいなのは素敵でした。(わたしのお気に入りは『エロティック』)映画もあるそうなのですが、小説版とは結構違うみたいなので、観るのはやめておこうかなと思ってます。正直小説ももう読まなくていいかな・・・(笑)それくらい、精神的負債はあります。でも読んでよかったのはほんと。 |
最後にして最初のアイドル | Google検索 |
草野原々 | わたしが百合SFを好きになるきっかけになった小説。表題作+2作品が入った短編集です。どれもアイドル、ソシャゲ、声優など、サブカルなテーマ×本格ハードSFといったエキサイティングな百合作品。ラノベみたいな見た目ですが、中身はしっかりSFです。でも本格的すぎてもはやわけわかんないので、理系の知識なくても雰囲気で楽しめると思います。百合要素もしっかりあります。エロ寄りというよりはみんな大好きクソデカ感情という感じで、助かる。この作者さんの本は結構読んでますが、毎回出てくる女の子がとても魅力的で、リアルと理想のちょうどいいあたりに存在しています。アニメっぽさもありつつ、感情の揺れや言動の生々しさが自然だなって思います。需要をわかっておられる。ちなみに表題作である『最後にして最初のアイドル』は、なんと原作はラブライブ!の二次創作だったそうですよ。どうしてこうなった。 |
ウタカイ | Google検索 |
森田季節 | わたしが短歌を始めるきかっけのひとつになった本です。言葉が魔法みたいに不思議な力を持っているという設定の世界で、女子高生歌人たちが戦いを繰り広げる異能SF百合小説。設定は結構ファンタジーですが、恋愛がらみのドタバタがあったり、「恋ってなんだろう? 私(相手)は本当に相手(私)が好きなんだろうか?」といったちょっと深いテーマもあったりと、読み応えはかなりあります。主人公をはじめとするキャラクターたち(全員女の子!)が、とってもファニーでキュート。ちなみにわたしの推しは、不死原永久音ちゃんです。魅力的な現代短歌も作中にたくさん出てきます。(森田さんすごい!)これを読めば、「案外短歌って難しくないのかも!やってみたい!」と思えるかもです。そして、絶対、あなたも恋がしたくなります。性別関係なく、人を好きになるって素敵だな、恋っていいな、と思える作品です。基本的に天才女子高生歌人の主人公・登尾伊勢ちゃんと、その恋人でライバルの朝良木鏡霞先輩のTHE青春ラブコメで、女子高生二人が全力で恋をしている若さいっぱいの百合作品ですが、最後の方に番外編で、別キャラのちょと大人な百合もあります。そっちのちょっとくたびれた雰囲気も好きっ。 |
アメリ | Google検索 |
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ジャン=ピネール・ジュネ | これはもともと母が好きな映画で、わたしも一緒に観て好きになりました。フランスの映画です。(字幕ついてるから大丈夫!ジョークとか結構面白いよ!)空想好きで、人と関わることが苦手な女性・アメリが、持ち前のユーモアで周りの人たちを幸せにしようと頑張るのですが、その中で気になる男性ができ、アメリ自身も他人と向き合う勇気を振り絞って、幸せへと一歩踏み出していく・・・というお話です。アメリの機転の効いたアイデアやちょっとしたいたずらに毎回クスっと笑えるし、同時にすごく心が温まります。小さいころは映像が綺麗というだけであまり内容はよくわからなかったけど、今になってみると結構深くて、尊い不朽の名作です。それにとにかく主役のアメリ(オドレイ・トトゥ)が可愛すぎる。魅力的すぎて、自認アメリのやばい女になってしまうよ・・・。ちなみにこの映画は、結構えっちなシーンが多いです。(濡れ場とか、アダルトショップとか、匂わせやシルエットではなくバーン!と普通に画面いっぱいに出てきます・・・)なのでそこはちょっと注意。 |
アキバ冥途戦争 | 公式サイト |
監督:増井壮一 製作:P.A.WORKS |
秋葉原の可愛くて萌え萌えきゅんなメイドたちが、銃やバットを振り回しながら抗争を繰り返す話。メイド×ヤクザものといった感じ。本物のメイドさんたちはこんなことしない!と思いつつ、やっぱり戦う美少女系(物理)って夢ありますよね・・・にへへ。普通に人がバンバン死ぬし、死体はドラム缶に入れられて海に捨てられるし、血はたくさん出ますが、いかんせんキャラを声が可愛いくて、ギャグ要素も強いのでエンタメとして楽しめるアニメです。でも最終回はちょっとうるっとさせられて、してやられました。細かいけれど、時代設定が現代じゃなくて萌え全盛期の00年代なの個人的に助かる・・・めっちゃ助かる。ちなみにこのサイト『こよみ☆スーパーノヴァ』の名前は、このアニメに出てくるキャラ『愛美・スーパーノヴァ』からお借りしています。彼女はいい女だぞ!あと歌も可愛いから歌だけでも聞いてほしいー! |